思い出の節分

森順子

もう数日で、節分、そして立春です。

こんなに雪が多く降り厳寒の冬は何年ぶりでしょうか。朝は零下18度くらいの日が続き昼でも零下6~7度。春が恋しくて「春~よ来い、早~く来い」という何か良いことを待つような心情で過ぎた一月でした。

この時期になると数十年前の節分の日を懐かしく思い出します。鬼の面を子供たちとつくって、「福は内、鬼は外」と逃げまわる鬼に皆がワーワー、キャーキャーした姿、鬼役のお父さんに容赦なく豆をとばした子供たちの姿、年の数だけお豆を食べたりと楽しく過ごした節分だった。

こんなことを思い浮かべていたら鬼と安倍首相の顔が重なってしまった。あーそうだ、今の鬼は、安倍晋三さんだと勝手に納得。「国難安倍」と書いた鬼面に思い切り豆をぶつけたい! やっぱり、国難安倍の鬼退治節分をやってから立春を迎えたいなあ。