N・Aさんからの手紙

N・Aさん(お手紙)

私は、4月8日、北区の北とぴあで行われた北朝鮮観光ミーテイングで椎野さんとお会いしました。椎野さんから、よど号メンバーの方々が今、北朝鮮で生活されていると聞き驚きました。私はよど号事件はうっすら記憶にありますが知りませんでした。

メンバーのみな様には料理を作ってくれるスタッフの方々がいらっしゃると椎野さんが説明しておられ、生活にはそう心配ないみたいで、同じ日本人として安心しました。私は夏になると食がなくなり、日本食とはありがたい、トコロテンと豆腐を食べて夏を乗り切ります。北朝鮮には、冷めんというさっぱりした食べ物がありますが。

豆腐は簡単に作れるので作って欲しいと思い、作り方を書いた本、もし椎野さんが持ってゆく事などできるのでしたら、持っていってもらえないかなあ~と思い送ってみました。

魚本公博より

私たちの健康を心配してくださってのご厚情あふれるお手紙ありがとうございました。

トコロテンはありませんが、豆腐はこちらでも良く食べられています。朝鮮で夏場の料理と言えばレンクッでしょうか。キュウリの細切りを薄い酢醤油の冷たいスープに入れたもので美味です。

それにしても、「同じ日本人として安心しました」と言われ、夏場のしのぎに日本料理、豆腐などを勧めてくださるその心根、心に染みいりました。本当にありがとうございました。