早くも師走、健康にくれぐれも留意して・・

若林佐喜子

11月24日、日本人村に初雪が降りました。その後、穏やかな日々が続く中、よど号の帰国支援を担って下さっている山中幸男さんたちを日本人村に迎えました。

午前中は、びっしり討論、午後は市内見学など。

Kさんの旅券再発給の闘いを担って下さっているIさんからは、朝鮮敵視の安倍政権そのままの外務省の対応に怒り心頭との経過報告と闘いをどうおし進めていくのか? もっと当事者意識をもち、状況を切り開いていく立場をもって欲しいとの叱咤激励に、本当にその通りだと反省する。

討論の中で、日本の植民地統治下の1919年、朝鮮全土で民衆が立ち上がった3.1独立運動100周年を来年にひかえ、日本と朝鮮半島、およびアジアとの関係を築き直そうと、日本の有志たちが立ち上がっているとの話が出る。歴史の直視、「過去」の清算と植民地主義(覇権志向)からの脱却・・、大転換を遂げる朝鮮半島情勢の動きに連帯し、共に歴史を動かしていこうと呼びかけているそうだ。この流れに学び連帯していくことも討論する。疲れたときは、山中代表持参の懐かしいおせんべいと柿の種をほおばりながらほっと一息。

そうこうしている内に、あっと言う間に帰国の朝に。みな、もう若くないので、若干疲れ気味。面倒なことも労をいとわずにやって下さるNさんは、7つの忘年会がまっているという。朝鮮まで足を運んで下さった代表団に感謝しながら、健康にくれぐれも留意して欲しいと心から願う。

明後日は、最低気温が-10度に最高が-8度とか。寒さが厳しくなるこの師走、健康に留意しながら、さあー、乗り切ろう!