かいわれな

若林佐喜子

11月に訪朝した山中さんに、約一週間で食べられるという「かいわれスプラウト」を頂き、早速、試してみた。

一回目は、暗い場所ということで倉庫に置くが、温度が低いせいか4日目にやっと発芽。根がはり毎日お水を換えるが、3分の2位が倒れてしまい3㎝~5㎝止まり。2回目は、黒い布をかぶせて床が暖かい台所に置くと二日目で発芽し、すくすく育ち7日目には5㎝~10㎝に。2日間、光を当てると緑化し見事に成功。毎日、水を換えるなど見守らねばならないが、畑まで行くのが億劫な私にはぴったりの野菜栽培のようです。

朝食時に、千切りにしたキャベツと一緒に食べると、ピリットした辛みが効いてとても美味しい。みなで食べる食堂で、納豆と一緒に食べる。見るのも、食べるのも初めての人もいる。「なぜ、かいわれ大根というのか?」「うーん、大根の味がする」・・。確か、日本では、1980年代に出回るようになったのではないでしょうか。

朝鮮では、ここ数年、温室栽培が盛んで今の時期でも、キュウリ、ニラ、レタス、春菊、トマト、目新しいものではピーマン、ブロッコリーなども市場に出回っています。

もう若くない私たちなので、最近は特に、野菜を多めに栄養バランスのある食事をしっかりとるように心がけています。

皆様も、くれぐれも健康管理に留意され、良いお年をお迎え下さい。