雰囲気と民族性

小西隆裕

最近は、ラジオの局を探す時、文字盤を見ることはほとんどない。

大きな波長を指先で合わせたら、あとは音を聴いて合わせる。

言葉がなくとも音楽、音楽がなくとも雰囲気で何となく分かる。

日本には日本の、朝鮮には朝鮮の、そして、アジアにはアジア、欧米には欧米の雰囲気がある。

それが中国とベトナムの違いとなると少し難しいが、

これも、民族性というものだろう。