よど農場の近況 大根とイノシシ

若林佐喜子

深緑の季節です。朝鮮は田植シーズン真っ盛りで、温度差、高温、日照り対策となかなか大変ですが、苗を丈夫に育て、田植え後も水の温度管理などが重要とのことです。

よど農場の今日(5月31日)の作業は、先々週に大同江辺りの畑に植えたトマトの苗の棒たてでした。少しですが朝方に雨が降り、なによりも土壌が良いせいかすくすく育っています。山の中の枝を切り、苗の横に1本づつ立てました。ちょっと文化性にかける気もしなくもないですが、30分弱で無事終わりました。黄色い花もついてきて、トマトの香りも漂い、赤いトマトの収穫が楽しみです。

その日は、30センチほどの大根の収穫がみなの人気でした。よど農場管理人・安部さんによれば日本の大根、スマート?で柔らかそうで本当に美味しそう。「大根おろしがいいかも」「葉と一緒に漬物がよい」とか、果ては、「大根役者というがどうしてなんだろうか?」などなど、話のつきない一日でした。

ビックニュースは、最近、畑の横などに掘り起こされた大きな穴があちこちに、みなで不思議に思っていたのですが、正体は何とイノシシだったのです。揚水場の管理人が発見したそうです。大きなイノシシだったそうなので、夜中に出会わなければ良いと思ったりしています。今年は亥年ですので、要注意です。